基色を求めて・ポジフイルム２

Renewal up Date 21 / Apr / 2023

基色を求めて・・・


　　室蘭本線・礼文下峠　　30 / Apr/ 1996

　　左側が補正前・右側が補正後です。
　　見比べるとその違いがはっきりすると思います。

　　フラットペットスキャナーの機能にも　褪色補正　の項目がありますが、
　　カメラの現像ソフトは用途・目的が違う為、褪色補正は設定されていません。
　　手順・方法については自分で探っていくしかありません。

　　Photo Data
　　　　Camera : PENTAX 67
　　　　　　　　　: SMC PENTAX 67 300mm　F4
　　　　　　Film : Fujifilm RDPII + 1 ev
　　　　　　ISO : 200

　　Digitaize Data
　　　　Camera : OLYMPUS OM-D E-M5II
　　　　　　　　　60M-Jpg ( Hjght Resolution )
　　　　　 　ISO : 200
　　　　 Format : 4/3 Micro Four Thirds
　　Picturemode : Flat　White Balance : 5600k
　　　　　　Rens :M.ZUIKO DIGITAL 30mm F3.5
　　　　　　Light : COMET C-PLUS
　　　　　　　　 : Camflix FDA 120M

先ずは、赤みを取り除く


　　チャンネル選択
　　ＲＧＢ　Ｒ　を選択し　赤ラインの下の方を調整していき、全体の赤味を抑えていきます。

次に、青みを抑える。


　　赤味を抑えた所、青味が強く出てきたので
　　チャンネル選択
　　ＲＧＢ　Ｂ　を選択して、青味を抑えていきます。
　　青味を抜きすぎると、今度は　綠　が強くなっていきますので加減が難しいことも。。。

過去のプリントとの対比


　　幸いにも、この写真には当時のプリント（ダイレクトプリント）がありました。
　　多少の色やけはありましたが、色出しの再現には大いに参考になりました。
　　ポジフイルムの発色って･･･そう、デジタルの色を見慣れていると物足りない発色です。
　　今ならばソフトで色上げして発色を豊かにすることも出来ます。

　　褪色の程度はフイルムの種類・メーカー・保存状況により千差万別
　　また、撮影内容でも変わっていきます。