デジタイズに於ける 大きな問題
フラットペットスキャナーは フイルムの裏面(乳剤面)からの取り込み ⇒ 画像の反転 ⇒ 画面出力
デジタイズも裏面から・乳剤面側からの方がよりピント精度が上がる反面、画像の反転処理は自らの手で行わう必要がある。
絞りと被写界深度 の項で、フイルム表面にピントを合わせても被写界深度で 裏面・乳剤面まで のピントは事足りているとは言え
確固たるものを求めていた。
表か?裏か?
up Date 19 / Sep / 2024
デジタイズは フイルムの 表面からか? 裏面からか??
フイルム表面からのデジタイズで OK!
2024年10月11日、日本写真家協会 主催による
第1回日本写真保存センターセミナー 「後世に伝えたいフイルムデジタイズとフイルム保存」
セミナーに参加
日本写真保存センターのデジタイズ手順を教示頂いた。
フイルムの表面(光沢面)からデジタイズする。
主な理由は二つ
・ 理想のデジタイズは 裏面(乳剤面)からだが、表・裏面への反転作業により、どちらが 表 が判別付かなくなる。
・ フイルム表面(光沢面)からデジタイズでも、充分な解像度が得られること。
革新的話として
・ デジタイズすることで RAW画像 が作れる点を重視。
確かに RAW画像 があれば、様々な現像ソフトを使っての表現力が自在に発揮出来る。
また、最近使われつつある AIによる高解像化 にも対応出来ることが判ってきている。