New Arrival   26 / Nov / 2024

    135Autocarrier

        135フイルムを高速でデジタイズ出来る装置が FILMOMAT 社から発表されました。
       情報更新致しました29 / Nov / 2024

    詳しくは、こちらのページから・・・


    画像収差仰角         29 / Oct / 2024

       フイルム原版とデジタイズは 100% COPY 画像となるのか?
       フラットペットスキャナーとの違いは?

       かなりマニアックなテーマを取り上げてみました。

    詳しくは、こちらのページから・・・


    DxO PureRAW4 を試す    29 / Aug / 2024

       フイルムのデジタイズに PureRAW4 での現像を試してみました。

       フイルムのデジタイズMASTERに対し、高画質化への効果は!?
       
       ポジフイルム・モノクロフイルム・ネガフイルムと、出来ること・出来ないこと。
       想定外の結果も。。。

    詳しくは、こちらのページから・・・

36コマの物語


  モータードライブ・ワインダーなど無かった(あっても買えなかった)
  全てが手巻き・手押しの時代。フイルム1コマには人生が詰まっていた。
  失敗も成功も、消されず全てが残っている。
  フイルム切れや、やっちまった裏蓋開け・感光
  忘却の1枚・ほろ苦い思い出など。。。

  そう・闇雲には残してはいないはず。だけど 後で整理しようと・・・ 何十年も放置
  いざ ! 手をつけようとなると、気合いと勇気と根性が必要になる。
  書籍と一緒で一度見始めるとドツボにハマってしまう パンドラの箱
  そんな1コマ・あんな1コマ あの時代の 1コマ を蘇らせてみませんか!
  記憶は後から思い出されていきます。始めの一歩。。。


YouTubeチャンネル

    


昔の鉄道写真が蘇る「OM-Dでフィルム複写」

OM SYSTEM (OLYMPUS) 社員・写真家の方と共 同で制作致しました。

デジタイズの手順・機材の説明などをまとめた YouTubeチャンネル。


  

  


  フィルムは年々、少しずつ退化・退色します。

  保存状態が悪ければ、フィルム同士の癒着・カーリング・乳剤はがれ・ビネガーシンドローム を発症し、
  最悪の場合、記録されたフィルムを眺める事が出来なくなります。
  残念なことですが、その大切なフィルムの撮影者・所有者の死後大半は 粗大ゴミ と化します。( 遺産となることは希!です )
  撮ってナンボ・残してナンボ の大切な一枚。そのまま タンスの肥やし なんてもったいない。何時でも、すぐに使える環境にしておきたい。
  そんな想いから、フィルムのデジタル化を進めてきました。




  




  実験して判ったことですが、質・内容を問わなければ、コンパクトカメラ(コンデジ)でも一定の成果を得られます。
  画素サイズは 1600 万画素 ( 16M ) 以上あればA1サイズのプリントにも耐える画質が得られます。

  デジタルカメラによるデジタイズ(複写)の場合、レンズ収差の不安・問題もありましたが昨今の技術開発で、その辺の問題も無くなっています。

  そんな性能差を比べていきます。


  


  基本的に、カメラは選びません。(レンズは選びます)
  お手持ちのカメラでも機能は発揮できます。
  複写機材にはフィルムサイズによって種類があります。
  
  意外と小物類が必要となり、初期投資が馬鹿になりません。
  


 


  何となく、頭では判っていた ( つもり ) ではあったが、どちらかと言えば 最短撮影距離 の方ばかりに意識が向いていた。

  レンズの仕様書に 最大撮影倍率 の記述は見ているがその数値に対して具体的なイメージを考えることは無かった。

  フィルム複写(デジタイズ)を真剣に考えるまでは。。。


  



  ポジフィルムには経年劣化・退色の問題 があります。
  また、フィルムならではの独特な色彩もあります。
  まずは、そのフィルムの持つポテンシャルを余すこと無く取り込みます。
  些細な補正、色づけは現像ソフトで対応できます。
  


  


  モノクロのデジタイズは、全ては後処理(現像)が重要
  コツさえつかめば、緻細なモノクロ画像を得られます。
  ただ手焼き同様、いじり始めると ドツボ にハマります。


   


  ネガフィルムのネガポジ変換( 陰陽反転 )は、現像時に処理します。

  色彩・色調調整も現像時に調整出来ますが
  細かい調整は Light Room や Photo Shop などのソフトウェアの力を借りることとなります。


  


  フイルムの 未露光部分 を撮影、ネガポジ変換した
  一連の作業を現像ソフトに事前登録しておくことで、作業効率が上がります。

  ただ、メーカー・年代・フイルム感度などネガフイルム毎にオレンジベース色が違うので、
  都度都度オレンジベースを取り直したりなど、手間掛かる部分もあります。
  他にも、何種類かのオレンジベースを登録して色味を試したりなど、楽しめるような悩ましいような。。。