北海道・比羅夫－ニセコ・樺山 30 / Apr / 1996
撮影から２５年以上
多少の如何は問わず、褪色は進みます。
デジタルカメラで複写した
ＲＡＷ画像を基に よみがえりの術 を使って
当時の色彩再現を試みました。
撮影者の思い入れが強いかもしれませんが
空の 青 を中心に、褪色補正してみました。
Photo Data
Camera : PENTAX 67
: SMC PENTAX 67 200mm F4
Film : Fujifilm RVP
Kenko SQ-GREY Filter
Digitaize Data
Camera : OLYMPUS OM-D E-M5II
60M-Jpg ( Hjght Resolution )
ISO : 200
Format : 4/3 Micro Four Thirds
Picturemode : Flat White Balance : 5600k
Rens :M.ZUIKO DIGITAL 30mm F3.5
Light : COMET C-PLUS
: Camflix FDA 120M
蘇生術・ポジフイルム１
Renewal up Date 21 / Apr / 2023
発色抜け
原版の情報確認
撮影資料を紐解くと、撮影時に グレーグラデーション のフィルターを使用していた。
だとしても、空全体が黒っぽい・黒紫っぽい
残雪部分を見ると、まぁ～こんな感じかなぁ～などと、感じながらも
デジタルカメラで複写した RAW Data を基に作業を進めていく。
よみがえりの術
色温度（ＷＢ）の数値を 5594K から 4000Ｋ まで下げた辺りから
色彩の戻りを感じ始め､行きつ戻りつしながら 3707k 辺りで落ち着いた。
ベルビアフイルムだから と、仕上がりに Vivid を追加。
結果として、全体的に 青みの強い 仕上がりとなってしまいましたが
白樺・木枝の赤味は消え、青空に浮き上がる 羊蹄山 を表現できたと思います。