同じ絞りでも撮像子の大きさ(面積)によってピント範囲・被写界深度が違う。
撮像子が大きいとピント範囲が浅くなり、小さいと深く(広く)なる。
撮像子の小さいカメラで撮影するとボケが弱く感じるのは、この被写界深度に起因するもの。
画像は F5.6 被写体距離 約11cm(カメラディスタンス)400 の数字に前後する目盛り幅は 約1mm
マイクロフォーサーズカメラ + 30 mmマクロレンズで撮影(FX換算 約 60 mm相当)
FXサイズのカメラで同じ被写界深度を得ようとすると F11
DXサイズで F8 前後の絞りが必要かと。
一般的に言われる事例としてレンズの開放F値に対して1~2絞り程度絞った辺りがレンズの持つ能力・ポテンシャルの最大値、
最小絞りに近づくに従い回折の影響を問われていく。